- 中学3年生
- 後期中間テスト
古文
古文は、歴史的仮名遣いの読み方と現代語訳、省略された主語など、確認すべき点がたくさんあります。ノートやワークの見直しを徹底しましょう。
練習量を確保し、自信をもってテストに臨みましょう。
平泉
松尾芭蕉が平泉を訪れたことを中心に物語が進みます。平泉は岩手県にある土地で、平安時代に奥州藤原氏という一族が治めた土地でもありました。特に藤原清衡、基衡、秀衡の親子3代のときに最盛期となりますが、その栄華は長くは続きませんでした。そして、藤原秀衡が、源頼朝から逃げてきた源義経をかくまったことから、源頼朝によって滅ぼされます。松尾芭蕉は回想し、文にまとめたものが奥の細道です
国破れて~の詩について
松尾芭蕉が途中に読む「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」は、杜甫の『春望』から引用しています。ここからも、争いの後には、人のいない寂しい風景だけが残り、心に重く感じる様子を描いています
「~ぬ」の用法
「ぬ」は助動詞で、完了のはたらきがあります。そこで、現代語訳では、「~した、~し終えた」というニュアンスで訳すのがいいでしょう。
「~けり」の用法
「けり」は助動詞で、過去を表すはたらきがあります。そこで、現代語訳では、「~だった、~した」というニュアンスで訳すのがいいでしょう。
漢文
漢文は、返り点をはじめとする読み方の決まり、現代語訳など、確認すべき点は古文と比べ少ないのが特徴です。古文同様に、ノートやワークの見直しを徹底しましょう。
春望
戦のあとの長安の様子をうたったものです。「都は戦争で破壊されてしまったが、山や河は昔のままである」という書き出しから、戦争も含めた人間の世のはかなさを描いています。漢文から現代語に直す書き下し文の練習が必要となります
絶句
漢文が四句からなる場合に絶句といいます
律詩
漢文が八句からなる場合に絶句といいます
返り点
レ点ともいい、言葉を下から上へと読む記号のこと