- 中学3年生
- 後期中間テスト
運動と仕事
運動では、速さや距離、時間といった要素を設問やグラフから読み取ることが求められます。また、力学的エネルギー保存の法則や仕事の概念は、説明できるようにしておくことが必要です。
仕事
物質の質量×距離で求める量を仕事といいます。質量は単位をN(ニュートン)に直して使用します
力学的エネルギー保存の法則
力学的エネルギー=位置エネルギー+運動エネルギー=一定であるという法則。主に振り子の問題で使用する考え方で、中でも記述の問題で使用する言葉
運動エネルギー
ものもつの速さと質量に比例して大きくなるエネルギーのこと
位置エネルギー
もののもつ高さと質量に比例して大きくなるエネルギーのこと
定滑車
天井などに固定して、ひもの片方にくくりつけたおもりを、もう片方のひもで引くとおもりを引き上げられる構造物。おもりの質量分だけ、引くひもには力がかかる
動滑車
片方のひもを天井にくくりつけ、滑車自体がおもりと連動して上下する構造物。滑車を2本のひもで支えるため、おもりの質量の半分の力で支えられる。片方のひもを天井にくくりつけているため、おもりを引く長さの2倍の長さを引く必要がある
次の問いに答えなさい。
5Nの物体を3m引き上げた時の仕事量を求めなさい
5N×3m=15J
定滑車に6kgの物体をくくりつけた。何Nの力で引けばよいか
くくりつけた物体の質量の半分で支えられるので、3kg=30N
振り子で、位置エネルギーが最も大きいのはおもりがどこにある時か
おもりを離す高さの位置にある時
振り子で、運動エネルギーが最も大きいのはおもりがどこにある時か
おもりが最も低いところにある時
イオン
イオンでは、多くの言葉が出てきます。それぞれの意味や表しているものを正しく把握し、設問を的確に読み取れるようにしなければなりません。出題パターンが多彩なので、問題集を十分に解いておきましょう。
イオン
物質が水に溶けて電気の力を帯びたもののこと
電離
物質が水に溶けて電気の力を帯びたこと
陽イオン
物質が+の電気の力を帯びたもの
陰イオン
物質が―の電気の力を帯びたもの
電子
-の電気の力を帯びた物質。電子が多い物質は陰イオンとなる
陽子
+の電気の力を帯びた物質。陽子が電子が多い物質は陽イオンとなる
電解質
水に溶けると電気を帯びたイオンになる物質のこと
次の問いに答えなさい。
銅板と亜鉛板をうすい塩酸に入れて、電子オルゴールにつないだ場合、電子オルゴールは鳴るか
塩酸によって亜鉛板が溶け、電子が放出されるので、電流が流れ、電子オルゴールが鳴る
化学変化によって電気エネルギーを取り出す仕組みを何というか
電池
次の空欄に当てはまる言葉をそれぞれ答えなさい。
原子が電子を失うと〔 A 〕になり、原子が電子を受け取ると〔 B 〕になる
A:陽イオン B:陰イオン
次の中で電解質はどれか
食塩 / エタノール / 水酸化ナトリウム / 砂糖
食塩 水酸化ナトリウム