- 中学2年生
- 前期中間テスト
短歌
短歌は、「五・七・五・七・七」の三十一音でできた歌です。
字あまり・字足らず
字あまりは三十一音以上になる短歌のことで、字足らずは三十一音より少ない短歌のこと
区切れ
意味や調子の上で句が切れること。五・七・五・七・七の初めの五字で切れるものを「初句切れ」、続いて「二句切れ」とつぐく表現技法。
倒置法
語順を逆にして、感動を強める表現技法。
体言止め
文末を名詞(体言)で終わらせる表現技法。
反復法
同じ音を繰り返して、リズムをつける表現技法。
比喩法
あるものに例えて印象を強める表現技法。
枕詞
特定の言葉の前に置いて、調子を整える言葉のこと。特に意味を持たない。
タオル
「タオル」は、重松清による著書で、少年の心情変化を表した著書です。
重松清
岡山県生まれの作家。多数のペンネームを持つフリーライターとして独立し、ドラマ・映画のノベライズや雑誌記者、ゴーストライターなど、多くを手がけた経歴もあります。
ねらい
まだ幼く、家庭に家庭に居場所のない少年が、「祖父の死」や「シライさんとの出会い」を通じて、悲しみを知り、自分に対する思いを知ります。中盤以降では、「祖父のタオル」から、少年の中に祖父の存在はあるが、同時に祖父は死に現実にはもういないということを強く感じる場面もあります。
虹の足
遠くから見た虹の美しさに触れつつ、その虹の足元にいる人々には「虹の美しさは見えていない」というようなものの見方の両面性に触れる内容となっています。
吉野弘
山形県の詩人で、随筆や評論も手掛け、詩の魅力や詩作法・技術論から詩的感動の原点とは何かという問題にまで触れてきました。
語の頭を同じ音でそろえる
同じ音で始める、または終わることで、快いリズムを感じさせる技法。
口語自由詩
詩の形式で、口語とは「現代仮名遣い」のこと。自由詩は「決まった型を持たず、自由に詩を書く」技法のこと。
直喩・隠喩
「~のように」と物を別のものに例える表現技法を直喩といい、「~のように」とは書かずに例える表現技法を隠喩という。
倒置法
本文中の「山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を」のように、語順を変えることで強調する表現技法。
虹が指すもの
他人には見えても自分には見えないこともある「虹」のことを、「幸福」であると作者は指しています。
日本の花火の楽しみ
日本になじみ深い文化である「花火」の本来の姿を示す中で、花火がどのように進化し、どのような思いで作られてきたかをまとめています。また、「なぜ日本の花火が美しいのか」「美しさとは何か」といった問題にも切り込みつつも、見ている者が「何を見て美しいと感じているか」を暗に示すことで、考える題材となっています。
小野里公成
写真家で、戯曲なども執筆経験があります。歌集『サラダ記念日』は歌集としては異例の大ベストセラーとなって社会現象を引き起こしました。
ねらい
花火と花火師について取り上げ、日本語で表す花火の美しさや花火師の仕事の本質を読み取ることを求められます。花火は進化しても、その花火を表す言葉の本来のはたらきは変わらないことを感じ取りましょう。