- 中学1年生
- 後期期末テスト
平面図形
平面図形では、小学校で習った直線や角、円や三角形・四角形に加え、対称や垂直二等分線、角の二等分線といった新しい要素が加わります。それぞれの特徴を正しくつかむためにも、練習量を確保しましょう。
線対称と点対称
ある図形について、ある一本の線を挟んで図形を折り返したとき、 両方の図形が丁度重なるとき、その図形はその線を軸とする線対称といえます。また、ある図形について、ある点を中心に180°回転させたとき、図形が最初の図形と同一になるとき、その図形はその点を中心とした点対称といえます
線分の垂直2等分線
ある線分の中点を通って、その線分に垂直な直線のこと
角の2等分線
ある角が与えられたとき、その角の大きさを2等分するような直線のこと
円とおうぎ形
ある点を中心とする円について、また、円周上に2点A・Bをとるとき、円周のAからBまでを弧ABといい、このときの点Aと点Bを結ぶ線分を、弦ABといいます。そして、円の2つの半径と1つの弧で囲まれた図形を、おうぎ形といいます。円の周の長さと面積の求め方では、円周率πを用います
平行移動
図形を一定の方向に、一定の距離だけ動かす移動
回転移動
図形を1つの定点Oを中心としてある角度だけ回転させること
対称移動
図形をある直線を折り目として折り返すような移動
立体図形
直方体や立方体をはじめとするたて・横・奥行ある図形を立体図形といいます。さまざまな特徴があるので、よく理解し、問題演習を行っておきましょう。
錐(すい)体
底面が1つだけで、底面の各頂点から出る辺が全て1点で交わる立体のこと。底面の形が三角形ならば三角錐、四角形ならば四角錐、円ならば円錐となります
多面体
いくつかの平面で囲まれている図形を多面体といい、特に、全ての面が同じ大きさ・形の面で成り立つ場合、正多面体と呼びます。正多面体には、正四面体・正六面体(立方体)・正八面体・正十二面体・正二十面体があります
見取り図と展開図
立体を普通に見えるように描いた図を 見取り図といい、立体の面を開いて平面にしたものを展開図といいます
ねじれの位置
同じ空間内にある2本の直線が、交わらず、平行でもないとき、その2直線は、ねじれの位置にあるといいます
立体の体積
角柱または円柱の底面積をS、高さをh、体積をVとすると、V=Shと表わし、錐体の体積は、V=
球の表面積と体積
半径rの球の表面積をS、体積をVとするとき、S=4πr2V=
投影図
立体を1つの方向から見て平面に表した図を投影図といい、上から見た投影図を平面図といい、正面から見た投影図を立面図といいます