野菜を切ろう
ハンバーグのおいしさの決め手は、新鮮な野菜にあることはご存知ですか?ここから旨みが出て、肉の本来のおいしさを際立たせるのです。
これから、野菜をみじん切りにしていきます。皮をむいて、水洗いしました。
みじん切り
見事な包丁さばきで、次々にみじん切りをしています。危なげない手つきに、未来の巨匠を感じました。この日は、全部で6個のたまねぎと4本のにんじんをみじん切りにしました。みじん切りの最中、みんな何かに感動したのか、終始涙を流していました。一体何に感動しているんでしょうねぇ…
ひき肉をこねる
野菜の仕込みが終わったので、いよいよ肉の仕込みに取りかかります。塩・コショウで簡単に味付けをして、一生懸命にこねます。大事なことは“愛をこめてこねること”…などと言ってる余裕もなく、黙々とこねている姿が印象的でした。
野菜を炒める
ハンバーグのタネ作りに欠かせない野菜を炒めています。見てください、この色づき!すでにいい匂いが充満しています。これが肉の旨みを引き出してくれるということは、炒めている時の匂いを嗅ぐと納得です。野菜が少し透明になってきたら炒めるのをやめて、いよいよタネを作ります。
タネ作り
炒めた野菜とこねた肉とパン粉を混ぜて、いよいよハンバーグの形に形成します。空気を抜くのを忘れずに!野菜のみじん切りでたまったストレスを、この空気抜きで発散するかのように、気持ちのこもった空気抜きとなりました。
いよいよ焼きます!
みんな、この瞬間を待ちわびていました!肉の焼けた匂い…あふれる肉汁…香ばしい煙…この瞬間、教室が火事か!というくらい煙が充満したことは、これらのおいしそうな匂いによって許されたはずです。焼き目をつけた肉たちが次々と鍋から上がってきます。主役はそろいました!さぁ栄光へあと一歩!
煮込むおいしさと待てない気持ち
いよいよ煮込みです。みんな作業を終えて、目つきが変わっています。飢えた狼の目です。もうすでに煮込み鍋以外見えていませんでした。しかし、人間とは不幸に立ち向かわなければ幸せをつかめないようです。作業終了と同時に、中心メンバーの中学2年生が授業となりました。授業を告げた瞬間のブーイングといったら…
その間にもハンバーグたちはコトコトと煮込まれて、そのおいしさを増していきました。中学生たちよ!今の我慢は確実に意味のあるものだ!とハンバーグたちが言っているようでした。
あっという間のでき事でした
さぁ、数々の難関を乗り越え、勇者たちは栄光をつかみました。コトコトを煮込まれたハンバーグは、無事に勇者たちの胃袋へと・・・まさにあっという間のでき事でした。作業時間に対して、食べ終わるまでの時間の短かったことは、写真では表せません。しかし、それだけ充実した時間でした。最後は煮込んだソースまでペロリ!みんな満面の笑顔で帰っていきました。
みんな満足の表情でした。
日ごろの部活などの疲れを吹き飛ばせた…
そんな顔つきでした。
次回も楽しみにしてね!