- 中学2年生
- 後期期末テスト
平行線と角
n角形の内角の和は180°×(n-2)、多角形の外角の和は360°などの決まり事が必要となる単元です。また、各図形の条件を正しく把握しておかなければ、証明にも影響してしまうため、テスト直前までしっかりと確認を続けることが必要な単元です。
n角形の内角の和
180°×(n-2)で求められます
多角形の外角の和
多角形の外角の和は 360°に等しい
三角形の合同条件
3組の辺がそれぞれ等しい、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい、1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい、という場合、その2つの三角形は合同であるといえます
直角三角形の合同条件
斜辺とそれ以外の辺がそれぞれ等しい、斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい、という場合、その2つの直角三角形は合同であるといえます
二等辺三角形の性質
三角形の辺のうちの2辺の長さが等しいとき、この三角形を二等辺三角形と呼びます
平行四辺形の性質
2組の対辺はそれぞれ等しい、2組の対角はそれぞれ等しい、対角線はそれぞれの中点で交わる、この四角形を平行四辺形と呼びます。また、向かい合う2辺の長さは等しい、向かい合う2つの頂点で辺がなす角度は等しい、対角線は互いに他を2等分するという特徴があります
次の問いに答えなさい。
八角形の内角の和を求めなさい。また、正八角形の1つの内角の大きさを求めなさい。
180×(n-2)にn=8を代入すると1080
よって1080°
また、内角は8なので、1080÷8=135
よって、1つの内角は135°
内角の和が1980°になる多角形は何角形か答えなさい。
180×(n-2)=1980より、n=13
よって、十三角形
九角形の外角の和を答えなさい。また、正九角形の1つの外角の大きさを求めなさい。
外角の和はいつでも360
よって外角は360°
また、外角は9つなので、360÷9=40
よって、1つの外角は40°
証明
証明とは、すでに成り立つことがわかっていることを使って、成り立つかどうかわからないことを確かめ、その確かめの内容を人に説明することです。答え方に慣れることが不可欠です。練習を十分に積んでテストにのぞみましょう。
仮定
問題の前提として与えられた条件のこと
三角形についての証明
3組の辺がそれぞれ等しい場合、2組の辺がそれぞれ等しく,その間の角が等しい場合、1組の辺が等しく、その両端の角がそれぞれ等しい場合に、それぞれの条件を書き表すことで証明ができます
直角三角形の証明
斜辺とひとつの鋭角がそれぞれ等しい、斜辺とその他の一辺がそれぞれ等しい場合に、それぞれの条件を書き表すことで証明ができます