どんな風に姿が変わるのかな!
自宅でもたしかめられるよ!!
楽しみにしてね!!
#19
水の不思議を見てみよう!
今回の理科実験は、水の不思議に迫ります。水はさまざまに姿を変えます!その様子を見てみましょう!!
- 炭酸飲料用のペットボトル
- ソーダフレッシュ
- 空気入れの先端部分
- タコ糸
- 黒い紙
- エタノール
まずは、ペットボトルの中で、雲を発生させる実験です。
【材料】(左から)
・エタノール
・消臭剤
・炭酸飲料のペットボトル(押すので、厚いつくりが良いです)
ペットボトルに、エタノールを少量と消臭剤を入れます。エタノールは蒸発し、気体になりやすい物質。消臭剤は、雲の元になる物質が含まれています。
消臭剤とエタノールを入れた後は少し曇っていますので、しばらく置いておくか、手で温めると曇りがすぐ消えます。
曇りが消えたら、ペットボトルを押し込みます。これは、ペットボトル内の圧力を高め、温度を上げるためです。
ペットボトルを押し込んだら、指を離します。すると、ペットボトル内の気圧が下がり、温度も下がることで、露点(水蒸気が水滴になる温度)になり、ペットボトル内に雲ができます。画像は少し見づらいですが、蛍光灯部分が曇っているのがわかります。
次は、もっと簡単に雲を発生させる実験です。
【材料】(左から)
・炭酸飲料のペットボトル
・フィズキーパー(炭酸飲料の炭酸を抜けないようにする器具)
・懐中電灯
フィズキーパーをペットボトルのふたの部分に装着します。その後、フィズキーパーを何度か使用し、ペットボトル内の圧力を高めます。雲ができる原理は、前の実験と同じです。
懐中電灯を点灯し、ペットボトルに近づけたまま、フィズキーパーのふたを開きます。すると、ペットボトル内が、はっきりと曇りました。
最後の実験です。火を使わずに沸騰させる実験です。
【材料】(左から)
・割り箸(1膳)
・タコ糸(適当な長さに)
・自転車空気入れの金具
・スポイト(極小サイズがいいです)
・ガムテープ
割り箸に空気入れの金具をはさみ、箸の両サイドをガムテープで固定します。その後、スポイトで空気入れの金具に水を入れます。少量でいいですが、慎重に入れないと入りづらいです。
水を入れた後、タコ糸を金具に一巻きしてから糸の両端を持って、左右に動かします。少量の水が摩擦熱によって沸騰し、金具から勢いよく飛び出たら、実験成功です。根気よく摩擦しましょう。また、飛び出した水は熱を持っているので、金具に顔を近づけないで実験しましょう。
雲がなぜできるのかわかったね!
身近なもので作れると楽しいね!
是非試してみよう!