#14

絶対に成功する!クラゲ実験!

今回の理科実験は、絶対に成功する!クラゲ実験!です。静電気を使って、“クラゲ”を浮かせます!

静電気を使うよ!
クラゲって何だろう!!
楽しみにしてね!!

  • 塩化ビニルパイプ
  • スズランテープ
  • キッチンペーパー
  • はさみ
材料

【準備するもの】
・塩化ビニルパイプ(ホームセンターで百数十円で購入できます)
・スズランテープ(雑誌などを縛るヒモ 百均などで購入できます)
・キッチンペーパー(台所用品で、百均で購入できます)
・はさみ

説明

 静電気には、材質の異なるものがこすれることで発生します。
非常に手軽に発生させることができます。
 この静電気は、電子と呼ばれる-(マイナス)の力を持った物質です。
目には見えません。
静電気同士が出会うことで起こる「反発する力」を利用します。

磁石

 この静電気同士が反発する特徴は、磁石のN極同士、S極同士が出会うと反発する様子によく似ています。
同じ性質の力が出会うと反発する点は、物質が変わっても成り立つという意味で、面白い性質といえます。

切り取り

 スズランテープを適当な長さに切ります。
写真は6㎝で切りました。
あまり長いと、重くなり浮きづらくなります。

開く

 スズランテープは、二重構造といって、二枚のテープが組み合わさってできています。
これを慎重にはがし、割いていきます。
親指の腹を使うとはがしやすいです。

分ける

 無事にはがせた時の写真です。
右側上部が少し切れましたが、これから割くので気にする必要はありません。

見る

 スズランテープをよく見ると、縦線が入っているのがわかります。
うまく浮くクラゲを作りには、この縦線に沿って、細く割く必要があります。だいたい幅が1㎜程度です。

割く

 スズランテープを割きました。
思ったよりも時間はかかりません。ここまで細かく割くのに所要時間は2分です。
細く割くほど足が広がり、バランスが取りやすいクラゲになります。

こする

 いよいよ塩ビ管をクッキングペーパーでこすり、静電気をためていきます。
静電気がたまることを「帯電する」といいます。
こする最中に、パチパチと音が聞こえたら、帯電できている証拠です。
塩ビ管のような長いものをこする際は、塩ビ管は固定したまま、クッキングペーパーを持つ手に力を入れ、その手を押し出す時に強く握ると、うまく帯電できます。

こする2

 スズランテープをクッキングペーパーでこすります。
こする前は、写真のように、毛羽立ったままです。

こする3

 スズランテープをクッキングペーパーでこすりました。
帯電すると、毛羽立ちがなくなり、写真のように真っ直ぐに伸びます。
また、手に取る時に、静電気のため、机にひっついている感覚があります。

静電気がどんなものかわかったかな?!
楽しく実験できたね!
自分でも試してみてね!

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