#28

溶岩の結晶をつくろう!

今回の理科実験は、溶岩の結晶をつくる実験です。本物の溶岩は使えないので、代わりの材料を水に溶かし、熱したものを冷やして結晶化します。

身近なもので結晶をつくるよ!
火を使うので、大人と一緒にやろう!!
楽しみにしてね!!

  • チオ硫酸ナトリウム
  • 試験管2本
  • シャーレ2個
  • ポット
材料

今回は、チオ硫酸ナトリウムを使います。これは、水槽で飼う生き物のために、水道水をろ過するはたらきのある物質です。ホームセンターなどで手に入ります。

加熱

写真のように、試験管に少しの水と少しのチオ硫酸ナトリウムを入れ、加熱します。小さな炎でゆっくりと加熱しましょう。

氷なし 氷あり

加熱したものを、シャーレに移します。液体は大変熱いので、十分に注意して移します。このとき、一つのシャーレはそのままに、もう一つのシャーレには、周囲に氷を配置します。これは、溶岩ができる際に、『ゆっくりと冷えてできたもの』と『急激に冷えたもの』とで見た目に差ができるからです。

氷なし 氷あり

ゆっくり冷えた方は、結晶がちらばっています。これは、結晶の大きさに大きいものと小さいものの散らばりがあるからです。また、氷ありの方は、結晶の大きさが一定になりやすいので、一つに固まったままの形状です。ゆっくり冷えた結晶は、このように大きさが一定になるため、大きなかたまりになります。

結晶のでき方のちがいがわかったね!
他にも身近な物質で、試してみよう!
次回も楽しみにしてね!

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