ゲーム機を解体!?
考えたこともなかったね!!
楽しみにしてね!!
#6
続!新発見!!解体実験
今回の理科実験は、前回の解体実験が好評だったので、今回の理科実験は、さらにグレードの高いゲーム機を解体することにしました! 今回は、大人の都合もなく、予告通りのものを解体します!ご期待ください!
- PlayStation
- ドライバー
- はさみ
今回は、1994年にソニーから発売されたゲーム機で、現在では当たり前になっている3Dグラフィックスを比較的簡単にプログラミングできるということで大人気でした。今回は、これを解体します!
ゲーム機本体は、ネジ止めしてあり、裏面から簡単にはずすことができました。前回解体したスーパーファミコンでは、ネジ止めではないカバーだったため、解体に苦労させられましたが…ひとまず、ネジをはずしていきます。。
上フタを開けると、中にはディスクを読み取る機械が強烈なインパクトで設置してあります。周りは、基盤となっていますが、スーパーファミコンのように、全てを鉄板でおおうことはされていません。
慎重に接続されているコードを引き抜き、中でネジ止めされているところをはずしていきます。特に複雑に設置されているところはなく、ネジ止めで固定してあるだけなので、初めてドライバーを使う人にも易しいつくりとなっています。
PSはディスクから読み取るため、CDプレイヤーなどにも見られる読取部品があります。手前にモーターがあるのが分かります。これでディスクの読取部分を少しずつ変えていくのです。こんな小型のモーターが搭載されていたんですね!また、モーターのところに、小さな基盤があります。これでモーターの動きを制御しています。
本体左部分にある、スイッチなどが接続されている基盤です。左の白い部品がスイッチです。これが押されると本体に次々とプログラムされた命令が伝えられます。丸いものは、電流を抑える抵抗や小型の蓄電池です。こういったスイッチ部分には、非常にたくさんの抵抗がつながっており、電気的に非常にデリケートに作られていることがわかります。
本体左部分にある、スイッチなどが接続されている基盤です。左の白い部品がスイッチです。これが押されると本体に次々とプログラムされた命令が伝えられます。丸いものは、電流を抑える抵抗や小型の蓄電池です。こういったスイッチ部分には、非常にたくさんの抵抗がつながっており、電気的に非常にデリケートに作られていることがわかります。
ディスク読取機のすぐ下にあるPSの命といえる部分は、鉄板で覆われ、かつ、はんだ付けされていました。準備が甘かったせいもあり、これ以上の解体は不可能でしたが、横から覗き込むと、CPUといわれるPSの性能がつまった部品がみえました。半導体技術の粋です。みなさんのご家庭にあるPCにも、四角いCPUがついています。PCの方が本体カバーの取り外しは簡単なので、許可をもらって観察してみてください。
解体は以上で終了。PSは非常に合理的なつくりで、ゴテゴテといろいろなものがついていませんでした。しかし、部品の緻密(ちみつ)さは高性能をうかがわせます。ちなみにこれが、約20年前のゲーム機ですから、そもそものソニーがもっている技術の高さに驚くばかりです。
今回は容易な解体でした!
ゲーム機の進化には目を見張るばかりでしたね!
また次回も楽しみにしてね!