面接の心得
どんな雰囲気でも、笑顔で臨むこと。
笑顔で臨むと、自然と精神的に前向きになれます。
いくら練習をしていても、言い間違えやつまってしまうことは当たり前に起こります。しかし、多くの場合、それは減点対象にはならないものです。ですから、常に笑顔で面接に臨み、言葉よりも気持ちで伝えるということを意識しましょう。
上手に話そうとするよりも、まず気持ちを落ち着けて、前向きに取り組もうと思うこと。それが、自分の良いところを最大限に出すポイントです。
質問を先回りして考えておく。
『予想外』を減らすことが、本番であせらないコツです。
すべての受験生が、面接の攻略本やインターネットの書き込みなどを参考にしています。様々な情報があるため、かえって不安になることもあるかもしれません。こういった情報は、いきなり面接をうまくこなすための方法を身につけられるのではなく、『きっとこういったことを聞かれるだろう』と準備ができる程度の知識であると認識しましょう。
大切なことは、上手に話すことよりも、一生懸命に意見を言うことです。できるかぎり多くの予想問題を作り、あせる場面や答えに詰まる場面をなくしていくことが、面接試験の準備における最も大切なポイントになります。
大きな声ではっきり話すこと。
大きな声は自信の表れです。自信がつくまで練習しましょう。
受験シーズンは冬真っ只中ですから、体も冷えてしまいがちです。そのため、試験に対して前向きになれないこともあるようです。そういったプレッシャーを跳ねのけるには、前日までしっかり練習することが絶対に欠かせません。
自信をつけることで、自然と声も大きく出て、面接試験を気楽に受けられます。この楽な状態を作り出すため、最後まで気を抜かずに練習をしっかり積んでおきましょう。
また、大きな声といっても、どのくらいの大きさがいいのでしょうか。それは面接会場に入る時の『失礼します』が最も良く聞こえる大きさです。普段のあいさつから、相手に伝わる声の大きさを意識して、試験本番で良いスタートとすることができるようにしましょう。
言葉遣いには細心の注意を払う。
話し言葉は、油断とともに出るもの。リラックスしていても、意識だけはゆるめないこと。
面接での言葉遣いのまとめです。参考にしてください。
- 『自分の事』→『私』
『お父さんやお母さん』→『父や母』
『親戚』→『おじやおば、いとこ』
などを使いましょう。 - 質問されたら、必ず『はい』と大きな声で返事をしてから答える。
- 言葉の最後は『~です・ます』で答える。
- 『ら抜き言葉』や『というか』などの友人と話す時に使う言葉は避ける。
- 回答の仕方がわからなければ、一度だけ『申し訳ありません。まだ考えがまとまっていません。』と答える。決して連発しないこと。
身振りや手振りを使うことも、聞き直すことも、失礼にはあたりません。胸を張って、今まで練習してきたことを思い出して、100%の実力を出し切ることを普段から心がけましょう。
面接のポイント
以上のポイントを心に銘じて面接に臨みましょう。きっとあなたの良いところが、面接官に伝わります。特別なコツなどは要りません。自分の考えを信じてはっきりと答えること。それが面接試験で最も大切なことです。頑張ってください。